診療について
☆当クリニックは、栃木市胃がん検診精密検査指定医療機関です。
☆胃カメラは、月曜から土曜までの週6日 毎日実施しています。
当クリニックでは、苦痛なく安心して上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)を受けていただけますよう専門クリニックならではの工夫をこらしています。患者さま一人ひとりにあった検査方法を選ぶことができますので、以前に内視鏡でつらい思いをした方もご相談ください。
■無痛内視鏡検査■
検査の直前に抗不安剤(ミタゾラム)の注射を行い、傾眠状態(うとうとした状態)の間に内視鏡検査を行うため、患者さまは苦痛がほとんどありません。
※検査後1~2時間ほどベッドで休んでいただきますので、時間に余裕をもってお越し下さい。抗不安剤の使用後は自動車や機械類の運転は避けてください。
※アレルギーのある方、合併疾患や現在内服中のお薬によっては、抗不安剤を使用できないことがあります。担当医師看護師にご相談ください。
■経鼻胃内視鏡検査■
鉛筆よりもひとまわり細い細径の内視鏡を鼻の穴から挿入して検査を行います。検査中も医師看護師と普通に会話ができ、ご自分もモニター画面で検査の様子を見ることができます。のど(咽喉頭)が敏感な方に特におすすめしたい検査方法です。
※鼻の疾患(鼻出血 鼻中隔彎曲症 副鼻腔炎など)の既往がある方は、内視鏡を挿入できないことが
あります。この場合は他の検査方法に変更することがあります。
使用機種・・・ オリンパス GIFH290
◇上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)予約の方は前日、20時までに夕食を済ませ、以後は何も食べずに来院してください。検査の2時間前までは、透明な飲み物(水 茶 スポーツドリンク等)は飲んでもかまいません。
☆消化器疾患・痔疾患の専門クリニックとして、大腸内視鏡検査まで長期間お待たせすることがないよう努めています。必要があれば緊急検査にも対応しています。
☆当院は、栃木市大腸がん検診精密検査指定医療機関です。
食生活が欧米化し大腸の病気が増えています。大腸がんの場合、下血、腹痛、腸閉塞などの症状が起こった時には、すでに進行がんになっていることが少なくありません。また、直腸の病気を自己判断で痔と決めつけてしまい、発見が遅れる方がいまだ見受けられます。定期的な便潜血の検査で異常を認めた場合には、症状が無いうちに精密検査を受けることが大切です。
大腸がんの原因として、大腸ポリープが10mm超まで大きくなり、その一部ががん化する腺腫内がんが挙げられます。大腸ポリープが発見された場合には、定期的な内視鏡検査を行い、ポリープが大きくなる前に切除する(ポリペクトミー)必要があります。
観察範囲・・全大腸(大腸のはじまりである盲腸まで内視鏡を進め観察します)
検査の適応・・大腸がん検診、大腸がん、大腸ポリープ、潰瘍性大腸炎、クローン病)
使用機種・・・ オリンパスEVIS LUCERA ELITE PCF-H290I
所要時間・・・ およそ7~20分間
◇大腸内視鏡検査は、緊急検査を除き完全予約制です。
◇大腸内視鏡検査には、検査前の準備(下剤を飲んでいただきます)が必要です。そのため、全員の患者さまに、事前の担当医師の診察と検査の準備に関する説明を受けていただきます。よって、電話やメールでの検査日時の予約はお受けできません。ご了承ください。
当院ではすい臓専門外来を行っております。
(担当医:中坪良輔医師)
近年、すい臓がんは増加しており、約40人に1人がすい臓がんになります。
自覚症状が無いまま癌が進行するため、早期発見が難しい病気です。
しかし、早期発見・治療することで治る可能性が高まっています。
すい臓専門外来では、すい臓がんの早期発見のために最適な検査を行います。
**こんな方にすい臓がん検診をおすすめします**
1.胃のあたりの痛みや背部痛、体重減少がある方
2.がんマーカーが高い方
3.健診エコーですい臓が見えにくいと記載された方
4.糖尿病の方、肥満の方
5.喫煙をする方、お酒を多く飲む方
6.すい臓がんの家族がいる方
7.すい臓にのう胞が指摘されている方
8.すい炎の既往がある方
◆検査内容◆ 超音波内視鏡検査 エコー検査 CT検査 血液検査
すい臓・胆のう疾患でご相談がありましたら、お気軽にお問合せください。
幼少期、青壮期から長期的な診療が必要になる場合が多い潰瘍性大腸炎の診療は、加療を継続中に就学、就労など、多くのイベントを考慮した治療が望まれます。
クリニックでは、夕方以降や土日の診療・内視鏡検査も可能であり、患者様ごとの状況や病気の状態を考慮した検査・治療が提供できます。
また、近隣の大学病院との連携も充実しておりますので、安心して受診ください。
ご質問等あれば気軽にご相談ください。
当院では、膵癌を早期に発見するためにオリンパス製の最新式コンベックス走査式超音波内視鏡検査(EUS) を採用しています。
EUS とは、特殊な小型の超音波装置を内視鏡の先端につけて消化管の内腔から近接する臓器 を観察する検査のことです。消化管ガスの影響を受けることなく膵臓を詳細に観察することが可能でCT やMRIで描出できない微小な膵癌を発見できます。膵癌診療を行う上で最重要かつ必須の検査となっています。
また、膵臓疾患だけでなく胆道系疾患、胃粘膜下腫瘍、胃腫瘍、に対しても有用な検査です。
検査は、上部内視鏡検査と同様に鎮静剤を使用し 10 から 20 分程で終了します。
使用機器:UCT260
ぼうこうがんは、小さく浅いもの(非慢性性ぼうこうがん)は内視鏡手術にて治療が可能ですが、血液検査やCTなどによる診断が困難なため、ぼうこう鏡検査が不可欠なものとなります。前立腺肥大症や前立腺がんの治療方針の決定には、尿道内視鏡検査で尿の通過への影響を正しく評価することが重要です。また、ぼうこうの機能障害や位置の異常(ぼうこう胞)を検査することもできます。
当クリニックでは、細くてしなやかな「軟性」尿道ぼうこう内視鏡を使い、刺激が少なく苦痛ない検査を行います。検査は胃カメラと同じベッドで行いますので、特別な検査台に乗っていただく必要もありません。
観察範囲・・・ 尿道、ぼうこう
検査の適応・・・ 尿道(前立腺肥大症、尿道狭窄など)
使用機器・・・ オリンパス
所要時間・・・ 5~15分
なかつぼクリニック
〒328-0075
栃木県栃木市箱森町36-2
Tel.0282-20-5252